プジョー・ジャポンは、プジョーの量販主力モデルの『307』シリーズをマイナーチェンジして11月1日から発売すると発表した。
307シリーズが、市場導入から4年目を迎えたことから、商品力、競合力をより強化するため、内外装の仕様変更を行い質感の向上を図った。新しいデザインのキセノンヘッドランプの採用やクロームインサート付エアインテークなどを採用した。
一部のモデルでは、ネーミングの変更を行い、全てのハッチバックモデルの名称をフェリーヌに変更、『407』と共通化する。「SW」、「Break」、「CC」についてもモデル体系の見直しを図り、各バリエーションの個性を明確化した。
エンジンバリエーションは、1.6リットルエンジンに5速MT/4AT、改良して出力向上した2.0リットルエンジンに5MT/4ATモデル、2.0リットルエンジンに5MTを設定した。
また、エアバッグの展開プロセスの見直しや、アクティブヘッドレストの採用などによって安全性をさらに高めたほか、全車種にフルCAN通信システムを採用した。
インテリアでは左右の温度を個別に調整できるデュアルオートエアコンやオンボードコンピューター情報、時刻、外気温、さらに各種警告メッセージなどを表示するマルチファンクションディスプレイを採用した。また、プリセットイコライザーとDSP(デジタルサウンドプロセッサー)内蔵の新型FM/AM・CDプレーヤーと新デザインのHFリモートコントロールキーを採用した。
ボディカラーは、3色の新色を含む全13色を設定、インテリアカラーは、全8色を設定した。
価格はフェリーヌ1.6リットルの5MTが220万円。