国土交通省がカーナビとVICSユニットの出荷台数を発表した。それによると、2004年3月末段階でカーナビゲーションの出荷累計は1454万8000台。5台に1台の車両にカーナビが搭載されていることになる。
今後もますますカーナビの需要が期待できる。裏を返せば、5台に4台の車両で道路地図帳の需要があるということだが、地図帳の売れ行きは全般的に芳しくない。カーナビ時代にふさわしい地図帳の企画・編集が望まれるところだ。
VICSユニットの出荷累計は、911万7108台。62.7%のカーナビにVICSユニットが装備されていることになるが、まだビーコンレシーバーも装備されているクルマは少ない。
カーナビが渋滞などの交通情報を刻々と教えてくれる情報端末になっていることを認識すべきだろう。FM-VICSだけではフォローできない情報を光ビーコンと電波ビーコンが教えてくれている。