三菱自動車の事業再生計画は、2006年度までに間接人員を30%削減するとともに、本社機能をエンジン工場である京都工場に移管することを決めた。
間接人員の削減は、業務効率の向上と保有する資産を最大限に活用するため、実行する。2004年度初めで2万6400人いる間接人員を2006年度末までに1万8800人、30%削減する。
同時に、小さな本社を目指して、本社機能を京都工場に移す。これによって年間約20億円のコスト削減効果がある。
同社では、シンプルな組織体制を目指して役員数も2003年度末の51人から2004年度末には37人に削減、部の数も2003年度末の230から150に削減する。