ロールス氏とロイス氏が出会って100年…35台限定ロールスロイス『ファントム』

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ロールス氏とロイス氏が出会って100年…35台限定ロールスロイス『ファントム』
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チャールズ・ロールス氏とヘンリー・ロイス氏が出会ったのは、1904年の5月4日のこと。「ロールスロイス」という世界的なブランドの誕生につながった歴史的な出会いから100周年を記念して、35台限定生産の『センテナリィ・ファントム』が発表された。

センテナリィ・ファントムは、ボディカラーがダークカーゾンで、ホイールはメトロシルバー。シートや内装にも、ダークカーゾンのレザーが使用されている。エンブレムの文字は、赤で書かれているが、これは、ロールスロイスの創業当時に、採用されていた色だ。

自動車のディーラーを経営していたロールス氏と、技術者のロイス氏が出会ったのは、イギリスのマンチェスターにあるミッドランド・ホテル。ロイス氏が作ったクルマを、ロールス氏が売るという話し合いから、ロールスロイスという会社が誕生した。1931年にはベントレーを傘下におさめ、高級車市場に君臨した。

その後、航空エンジン部門にも進出した同社は、1970年代に経営危機に陥り、1998年には自動車部門のロールスロイス・モーターカーズ社をフォルクスワーゲンに売却した。ただし、「ロールス・ロイス」ブランドの使用権は、かつてのライバルのBMWに譲渡されており、現在のロールスロイス車はBMW主導で開発・生産されている。

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