トヨタは11日、人間の活動をサポートする『トヨタ・パートナーロボット』の開発を行っていること発表した。
ホンダの『ASIMO』(アシモ)と同様の2足歩行型はもちろん、高速移動に主眼をおいた2輪走行型、さらには人間が搭乗し移動できる搭乗歩行型の3タイプを発表している。
トヨタが開発するロボットは、人間のアシスタントとして活躍できるような「身軽さ」、「やさしさ」、そして道具を使いこなす「かしこさ」を兼ね備えている。
ロボットに求められる機能は分野によって様々であることもあり、トヨタの白水宏典副社長は「3タイプの開発を同時に進めた」と説明している。
都内のホテルで開催された報道発表会には2足歩行型と2輪走行型の2体が現れ、トランペットを吹くデモンストレーションを見せた。
ロボットの開発は今後も継続され、2005年に開催される愛知万博(愛・地球博)でトヨタグループ・パビリオンでのエンタテイメントとして一般公開される予定だ。