16日に発表されたフォルクスワーゲン『ゴルフトゥーラン』。本国では「トゥーラン」だけのネーミングで発売されている。では、日本ではなぜ『ゴルフトゥーラン』と、『ゴルフ』がついているのだろうか。
フォルクスワーゲングループジャパン代表取締役社長の梅野勉氏は「『ゴルフトゥーラン』には、間もなく日本に導入される5世代目『ゴルフ』のコンポーネントが数多く使われています。そのゴルフの兄弟車ということを分かりやすく表現するために、『ゴルフ』の名前を組み合わせています」
さらに「また『ゴルフ』というネーミングは日本で広く認知されており、いままで培ってきた『ゴルフ』の信頼性の高さや、ブランド力を活用したいと考えました」とコメントを残した。
確かに「トゥーラン」といわれるよりも、「ゴルフトゥーラン」といわれたほうが、ボディサイズやエンジン排気量の想像がつく。日本で全くの新しい輸入車のネーミングを浸透させることが難しいだけに、フォルクスワーゲングループジャパンの試みは成功するだろう。