日産自動車は、2004年ジュネーブモーターショー(3月2日プレスデー)に小型クロスオーバーSUVのコンセプトカー『Qashqai』(キャシュカイ)を出展する。
キャシュカイは「都会の遊牧民」をコンセプトとした小型クロスオーバーSUVで、日産デザインヨーロッパが昨年1月にロンドンの拠点を移して以来、全面的にデザインを手がけた初めてのコンセプトカーとなる。
先進の電子制御4WDシステムも搭載した。センターピラーレスの車体構造と観音開きドア及び独特のシートアレンジの採用でアウトドア用品なども容易に積み下ろしが容易に可能で、広大な開口部を実現した。
エクステリアデザインは『350Z』(日本名『フェアレディZ』)など、一連のラインナップにつながる日産らしさを表現した。大径ホイールと強調したホイールアーチ形状で、4WD車らしい安定感と洗練されたデザインによるソフトで精緻な外観の両立を図った。
同ショーでは、1月のダカールラリーに出場した2004年仕様ニッサンピックアップも展示する。