業界がまとめた11月の普通トラック(大・中型トラック合計)の新車販売台数は、前年同月比49.4%増の8729台となり、大幅なプラスとなった。トラックは東京都などのディーゼル排ガス規制が施行されて以降も好調な販売が続いており、14カ月連続でプラスとなった。
車種別では、大型トラックが同41.3%増の3930台、中型トラックが同56.7%増の4799台と、中型トラックの方が好調に推移している。
メーカー別では、三菱ふそうがシェアがダウンしたものの、同46.3%増の2520台と、トップシェアを守った。日野は同45.3%増の2449台だったが、シェアは前年同月と比べて0.8ポイントダウンした。
シェアを伸ばして最も好調だったのがいすゞで、同59.7%増の2297台で、シェアは1.7ポイント上げて26.3%だった。日産ディーゼルは同46.6%増の1463台だったが、シェアは16.8%と0.3ポイントダウンした。