ダイムラークライスラー株式評価損計上で大幅赤字……第3四半期

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ダイムラークライスラー株式評価損計上で大幅赤字……第3四半期
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ダイムラークライスラーが21日発表した、第3四半期(7-9月期)決算は、同社が33%出資するEADS(European Aeronautic, Defense and Space)の会計基準変更に伴う株式評価損19億6000万ユーロ(2508億円)を計上したことにより、純損益は16億5300万ユーロ(2115億円)の大幅赤字となった。

同社全体の販売台数は、前年同期比2%減の105万5721台、売上高は同5%減の345億8700万ユーロ(4兆4271億円)、営業利益は同19%減の12億4600万ユーロ(1595億円)となった。

クライスラー部門は、北米市場での販売競争が激しく、販売台数は同3%減の62万8965台、売上高は同13%減の124億9600万ユーロ(1兆5995億円)となった。営業利益は、同52%減の1億4700万ユーロ(188億円)だが、第2四半期の赤字からは脱却した。

一方、メルセデス部門は、引き続き好調を維持しており、販売台数は2%減の30万5443台となったが、売上高は同4%増の127億4200万ユーロ(1兆6309億円)、営業利益は7億9300万ユーロ(1015億円)と前年同期並みを維持してる。

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