17日に発表された新型『オデッセイ』の発表会で、ホンダの福井社長は「来週開幕する東京モーターショーでは、参考出品車として出品するLサイズミニバンと新型オデッセイとを合わせて評価して欲しい」と発言。
「新型オデッセイは、室内空間を犠牲にすることなく低床化を可能とした、パッケージイノベーションを実現化したクルマ。今までのミニバンの価値観を打ち破るクルマに仕上がった」と自信を窺わせるコメントに続けたもの。
東京モーターショーにホンダは、『ASM』と呼ばれる日産『エルグランド』やトヨタ『アルファード』と同クラスの、Lサイズ・ハイブリッドミニバンを参考出品する。ASMの仕上がり具合は参考出品車の域を脱しており、来年の発売は濃厚と噂されている。
社長のコメントは、「オデッセイではユーティリティよりも走りを優先したクルマ作りを行った。大きくて広いミニバンが気になる人は、ASMの市販化まで待っていてほしい」といった、心のメッセージが伝わる内容だった。