日産自動車は10日、イギリスで生産し、今年から販売を開始した新型『マイクラ』(日本名『マーチ』)が、ドイツのデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞した、と発表した。「親しみやすい印象の外観」などが高く評価された。
同賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州デザインセンターが、1955年に創設した、著名なデザイン賞で、日産は、過去に4度の受賞実績がある。工業製品に製造者やデザイナー25人が審査員をつとめ、斬新さ、機能性、品質、人間工学、耐久性、感情へのアピールなど、様々な側面から、製品デザインを評価する。
マイクラのデザインは「ウインググリルと大きな楕円形ヘッドランプによる、特徴的なフロントデザインにより、親しみやすい印象の外観に仕上がっている。シンプルだが、技術と優れたワークマンシップを組み合わせて見事に考え抜かれたデザインだ」と絶賛された。