気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2003年5月19日付
●新型肺炎、「日本経済の打撃懸念」3割、旅行減や生産停止、100社調査(読売・1、13面)
●軋むハイウエー、公団体質ビジネス逸機、一等地広告板半数は空き、サービスエリア(読売・31面)
●F1オーストリアGP、M・シューマッハー3連勝(朝日・15面)
●亡きレーサーと9000人お別れ、ホンダ本社で加藤選手の追悼会(朝日・29面)
●新婚カップルがサイドカーでウエディングラン、静岡県浜松市(毎日・27面)
●岐阜県高根町、交通事故死亡ゼロ1万日で終了(東京・24面)
●三菱新型ミニバン、受注2日で5000台、チャリティ(産経・4面)
●80キロオーバー41歳走り屋逮捕、埼玉県飯能市(産経・31面)
●ベトナム、自動車税24%に値上げ、国内生産分、輸入車との格差縮小(日経・6面)
●ぐるなび、トヨタ車載端末に飲食店情報を提供(日経・15面)
ひとくちコメント
三菱自動車が17日に販売開始した新型ミニバン『グランディス』の受注が2日間で5018台を達成し、月間販売台数の3000台を早くも上回った。18日には、東京・品川の同社本社オフィスで発売記念イベントが開かれたが、「鉄腕アトム」のアトラクションやチャリティセレモニーなどが開かれたことで、子供連れのファミリーや若いカップルなど約3000人が訪れた。きょうの読売と産経が取り上げている。
筆者も会場に行ってみたが、イベント会場では、全国の150カ所の系列販社とTV回線で中継を結び、販売成約状況をリアルタイムでご紹介。17、18日の2日間で成約目標を大幅に上回ったことで、ロルフ・エクロート社長もご満悦。浦和レッズの永井選手やチビッ子らとともに、ミニサッカーゲームを楽しむシーンもみられた。
グランディスの発売に伴い、手塚プロと共同で立ち上げた「アトム・チャリティ」では、1台成約につき3000円を寄付することになったが、2日間の総額は1500万円を超え、世界の子供たちのために活動するユニセフに寄付された。