日産ディーゼル工業は、『コンドルCNG(圧縮天然ガス)トラック』の商品力を向上して21日から発売した。
今回、標準仕様の燃料タンクの容量を増大し、航続距離の延長を図ることで実用性を向上させた。このタンクは国内最大級で、航続距離が約280−300kmとなり、従来よりも9%伸びる。また、積載量7トンクラスのPK系では、燃料容器5本仕様車をオプション設定した。これによって航続距離500km、従来比36%伸びて、ディーゼルトラックと遜色ないレベルになった。積載量5−7トンクラスでは、9月から装着が義務付けられる速度抑制装置を標準装備した。
価格は4トンクラスの「KK」が858万8000円、7トンクラスの「KL」が975万5000円。