VWの新型SUV『トゥアレグ』にアメリカで猛反発

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VWの新型SUV『トゥアレグ』にアメリカで猛反発
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VW(フォルクスワーゲン)が今年初めに発表したSUVコンセプト『マゼラン』は、共同開発パートナーのポルシェによれば『トゥアレグ』の車名で量産されることが決まっている。この車名に対しVWのアメリカ国内ディーラーから「変えてほしい」という困惑の声が上がっている。

アメリカではトゥアレグという名前がサハラ砂漠の奴隷商人の一族、というイメージを思い起こさせるだけではなく、人種問題に絡んでネイティブアメリカン(インディアン)やアフリカンアメリカンの反発も呼び起こす、と考えられている。

このためアメリカ国内のディーラーが「この名前では車を売れない」とVW首脳部に申し入れ、「少なくともアメリカ国内での販売にはふさわしい名前を考え直す」という返答を得るに至った。

VWではかつて、『ゴルフ』をアメリカ国内で『ラビット』という名前で販売し、これが「妙に女性的なイメージを強調する」として改名された経緯がある。

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《Sachiko Hijikata, US editor》

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