【株価】自動車株は軒並み安、一段の円安進行も投資家のリスク回避姿勢高まる

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16日の日経平均株価は前日比761円60銭安の3万8471円20銭と大幅続落。米国株安を受け下落して始まり、下げ幅を拡大する展開となった。ハイテク株が売られ、輸出関連株もリスク回避の売りに押された。

15日のニューヨークダウは248ドル安の3万7735ドルと6日続落。朝方発表された3月の米小売売上高が市場予想を上回り、利下げ期待が後退。米長期金利が上昇し、幅広い銘柄が売りに押された。

ハイテク株主体のナスダック市場も続落。電気自動車(EV)のテスラは、世界で従業員を10%以上削減する方針だと報じられ5.5%安。テスラは中国EVメーカーとの価格競争が熾烈化していることから、コスト削減を進め、生産性を高める方針ながら、報道で苦戦ぶりを印象づけられた格好。


《山口邦夫》

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