DS、2つの装備シリーズを新設定へ…4月発表予定の『DS 4』から

DSの新シリーズ「パラス(PALLAS)」と「エトワール(ETOILE)」のロゴ
  • DSの新シリーズ「パラス(PALLAS)」と「エトワール(ETOILE)」のロゴ

DSオートモビルは3月28日、欧州で4月に初公開する『DS 4』の2024年モデルから、「パラス(PALLAS)」と「エトワール(ETOILE)」の2シリーズを設定すると発表した。

パラスは、最も豪華な5つ星ホテルに贈られる「Palace」の称号に着想を得たネーミングだ。往年のDSの歴史的な仕様のパラスは、1964年に発表された。それから60年を経て、フランスの専門技術を反映させるという同じ目標を掲げ、パラスが再び登場する。

パラスは当時、最も要求の厳しい顧客のニーズを満たすことを目的としていた。ディテールへの徹底したこだわりが特徴のこのモデルは、歴史的なDSの代表的なモデルであり続けているという。

エトワールもパリらしい名前だ。シャルル・ド・ゴール広場(以前はエトワール広場と呼ばれていた)のシンボルであり、その中央に凱旋門が立ち、その石畳が空から見ると星を形作るシャンゼリゼ大通りの頂上にある。この広場は、オスマン男爵が監修したデザインに基づき、パリの最も象徴的な大通りを星形にしている。エトワールはまた、19世紀以来パリ国立オペラ座バレエ団のダンサーに与えられてきた究極の地位を反映している。DSのエトワールには、インテリアに上質なアルカンターラまたはナッパレザーを使う予定だ。

それぞれの仕上げには、装飾芸術からインスピレーションを得た特別なエンブレムが付く。パラスは、パリの大宮殿の扉とパリの歴史軸(カルーゼル凱旋門、コンコルドオベリスク、凱旋門、デファンス凱旋門)をさりげなく組み合わせ、エトワールは、1970年までエトワール広場と呼ばれていたシャルル・ド・ゴール広場に向かう12本の大通りの広々とした光の放射を表現している。

《森脇稔》

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