ホンダのインドネシア部門のPTホンダプロスペクトモーターは2月19日、小型SUV『BR-V』の「N7Xエディション」を、インドネシア国際モーターショー(IIMS)2024で初公開した。
BR-Vは2015年12月、タイのバンコクで開催されたタイ国際モーターエキスポ2015において、初代モデルが初公開された。BR-Vは、SUVらしい外観とハンドリングに加えて、広々とした室内空間と多彩なユーティリティを兼ね備えたモデルだ。インドネシアは同車の最量販市場になっている。
ホンダは2021年秋、2世代目となる現行BR-Vをインドネシアで発表した。開発にあたって、7人乗りSUVに対する現地のニーズなどを把握するために、綿密な調査を実施した。量産に先立ち、ホンダはプレビューコンセプトモデル、『N7Xコンセプト』を開発した。N7Xコンセプトは、インドネシア各地で展示され、ユーザーから好意的な反応を受け、現行型の開発の基礎になった。
今回、インドネシア国際モーターショー2024で初公開された『BR-V N7Xエディション』は、現行BR-Vをベースに、N7Xコンセプトのデザインモチーフを取り入れたモデル。専用エアロパーツや新色の「サンドカーキパール」、レザー内装などが採用されている。