シェル、米カリフォルニアの乗用車向け水素ステーションをすべて閉鎖…燃料電池車の顧客に影響も

開業当時のシェル水素ステーション(2008年6月)
  • 開業当時のシェル水素ステーション(2008年6月)
  • トヨタ・ミライ (米国仕様、参考)
  • トヨタ・ミライ (米国仕様、参考)
  • トヨタ・ミライ (米国仕様、参考)

シェルの米国部門は、カリフォルニア州の乗用車向け水素ステーションを閉鎖すると発表した。

シェルは米国カリフォルニア州に、乗用車向け水素ステーション7拠点を擁している。これら7拠点をすべて閉鎖する。閉鎖される期間は「永久」としており、再開される可能性はないと見られる。

水素ステーション閉鎖の理由について、シェルは、「水素供給の複雑化や、その他の外部市場の要因」と説明している。

カルフォルニア州は、米国の中で最も環境意識の高い州とされる。現地では、燃料電池車として、トヨタ『ミライ』やヒョンデ『ネッソ』を販売中。カルフォルニア州で水素ステーションの数が7か所減ることにより、燃料電池車のユーザーが影響を受ける可能性がある。

《森脇稔》

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