マセラティが手がけるSUVは、あまたある背の高いクルマとは一線を画す

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マセラティ グレカーレ モデナ
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マセラティというブランドはインパクトが大きい、と思う。クルマに詳しい人もそうでない人も高級車であることをイメージさせるからだ。しかも実際にクルマを前にすればデザインのクオリティの高さに驚く。独自の世界観を表現したそれは唯我独尊と言える仕上がり。まさにイタリアンデザインの真骨頂だ。4ドアセダンだろうと、2ドアクーペだろうと、SUVだろうと、美しさを感じる。

そんなマセラティが新世代に突入したのはご存知の通り。スーパースポーツGTカーの『MC20』が旗印となり、デザインやパワーソースがそれ以降のモデルに注入される。今話題のSUV、『グレカーレ』もそのひとつ。発売以来、順調にオファーを受けている。

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◆「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーに選ばれた『グレカーレ』

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“話題”としたのは、昨年末に発表された「2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストカーに選ばれたこと。つまり、2023年を代表する国産・輸入車の中の優れた10台に選ばれたのだ。マセラティのような高級車ブランドが選ばれるのはレアケースだし、価格が高いと選考委員から敬遠される傾向が強いが、どちらも見事にクリアした。つまり、それだけ出来がいいということ。加速やハンドリングなどトータルで楽しい走りができるのはもちろん、デザインやSUVとしてのコンセプト、世界観が評価された。

そんなグレカーレをおさらいすると、「GT」、「モデナ」、「トロフィオ」の3つのグレードからなる。今回ステアリングを握ったモデナはイタリアのエミリア=ロマーニャ州にあるマセラティが本社を置く街の名から付けられた。

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デザインはMC20の要素を取り入れたもの。フロントグリル、ヘッドライトの形状と位置関係がそうで、新世代であることを表す。モダンとクラシックを融合したデザインはどこか懐かしさも感じるから不思議だ。これはインテリアも同じで、一見クラシカルな仕立てに見えるコックピットも、機械式時計がスマートウォッチになったり、操作系をタッチ式のセントラルディスプレイに集約したりすることで、新しさと懐かしさをエレガントにまとめている。

スタイリングもそう。SUVでありながらボンネットを長くしたスポーツカー的フォルムを再現する。この辺はブランドとしてのこだわりだろう。現在デザインのトップを担うクラウス・ブッセ氏とは面識があるが、まさにこだわりの強い人物。『グラントゥーリズモ』のローンチの時も名車『A6 GCS』の名を挙げ、マセラティがつくるクルマの美しさを説いた。A6 GCSは2022年のモントレーカーウィークのひとつで世界最高のクラシックカーに選出されたことがある。

◆SUVとしてのパフォーマンス

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プラットフォームはステランティスグループで共有する“GIORGIO(ジョルジオ)”を採用。高剛性で軽量を実現しつつ、次世代パワートレインとなるバッテリーを効率よく積むスペースを確保した。ホイールベースの伸縮にも柔軟に対応し、幅広いモデルレンジに活用されている信頼性のあるプラットフォームだ。

パワートレインはGTとモデナに2リッター直4ターボ+モーターの48Vマイルドハイブリッドを搭載する。パワーはGTが300ps、モデナが330ps。最上級のトロフィオは3リッターV6ツインターボで530psを発揮する。このV6ユニットはMC20と共有するのがポイント。530psというパワーは、並み居るSUVの中でもクラストップレベルを誇る。

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ちなみにグレカーレには今後フル電動モデルが追加される。昨年の上海モーターショーでお披露目されたグレカーレ・フォルゴーレがそれ。フォルゴーレ(Folgore)とはイタリア語で“雷”を意味する。電気を例えるのにユニークなネーミングだ。

SUVに求められる居住性や実用性の高さも十分。特に後部座席の空間は足元スペースも含めクラス最大だという。ラゲッジスペースも535リットルあるから、乗員全員が快適にロングドライブを楽しむことができる。

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◆どこまでも走って行きたくなる気持ちよさ

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では、実際に走らせるとどうか。モデナに乗って都内から千葉の海岸線まで、往復200km弱のショートトリップに出かけた。

乗ってまず感じるのは、すべての操作系がスムーズに動き気持ちいいフィーリングが身体に伝わること。ステアリング、アクセル、ブレーキ、それぞれにマセラティならではのフィーリングがあり、「クルマを動かしている感覚」を得る。これはクルマ好きにはたまらない味付けだ。

それにステアリング操舵に対してボディが瞬時に追従するのもグッド。モデナはフロントが4気筒ユニットなので鼻先が軽く、フットワークは軽快である。コーナーではタイヤの接地性がよくリアがしっかり粘るのには感動する。ドライブモードは“GT”がデフォルトで、“コンフォート”と“スポーツ”が用意されるが、“GT”で十分スポーティに走れた。

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乗り心地に関しても評価は高い。減衰力調整コイルサスはドライブモードで乗り味を変えるので状況でフィーリングを選ぶことができる。“コンフォート”では伸び側のストロークが増えたのか道路の繋ぎ目で入力が低減した。タイヤはピレリのPゼロでサイズは前255/40R21、後295/35R21。道路の舗装状態を問わず、総体的に高級車らしいフラットライドなのが印象的だった。

といった走り味だったので、借り出しから返却まで運転席で丸一日グレカーレを堪能した。運転が億劫にならずどこまでも走って行きたくなるからすごい。マセラティのクルマづくりの真髄がここにあると思う。そもそもレーシングカーの製造からはじまったブランドだけに走りに妥協はないようだ。それはSUVになっても変わることはない。

マセラティが手がけるSUVは、あまたある背の高いクルマとは一線を画す。

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◆グレカーレ 半日試乗モニターが当たる

そんなマセラティ最新のSUVであるグレカーレをフルに体感できる「半日試乗モニター」キャンペーンを実施する。また、試乗モニターに参加できない方にもブランドの世界感を味わっていただける、マセラティオリジナルのギフトが用意されたキャンペーンとなっている。なお、「半日試乗モニター」では都内のディーラーを発着とし、朝から夕方までの半日をグレカーレとともに過ごすことができる。いつもとは違うドライブルートで走りを楽しむもよし、普段と同じライフスタイルの中で使い勝手を試すもよし、楽しみ方を選べるのが嬉しい。試乗後にはショールームでコンフィギュレーションをおこなうことができる。

マセラティオリジナルの「カステリミラノのノート」マセラティオリジナルの「カステリミラノのノート」

キャンペーン期間は2024年3月3日(日)まで。「グレカーレ 半日試乗モニター」が4組に、マセラティオリジナルの「カステリミラノのノート」が5名に当たる。応募フォームは下記より。

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《九島辰也》

九島辰也

九島辰也|モータージャーナリスト 外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの“サーフ&ターフ”。東京・自由が丘出身。

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