最高出力650ps! ヒョンデ、ハイパフォーマンス版EVの「N」を日本導入…東京オートサロン2024

ヒョンデ プレスカンファレンス(東京オートサロン2024)
  • ヒョンデ プレスカンファレンス(東京オートサロン2024)
  • ヒョンデ アイオニック5 N(東京オートサロン2024)
  • ヒョンデ アイオニック5 N(東京オートサロン2024)
  • ヒョンデ アイオニック5 N(東京オートサロン2024)
  • ヒョンデ アイオニック5 N(東京オートサロン2024)
  • ヒョンデ アイオニック5 N(東京オートサロン2024)
  • ヒョンデ アイオニック5 N NPX1(東京オートサロン2024)
  • ヒョンデ アイオニック5 N NPX1(東京オートサロン2024)

今回が東京オートサロン初出展となるヒョンデは、同社の高性能版を示すNが付くモデルを登場させた。

このNは元々ヒョンデが高性能モデルにつけていた名称で、それが意味するところは「Born in Namyang , Honed at Nürburgring」即ち、Namyang(韓国の地域名)に生まれ、ニュルブルクリンクで磨かれたという意味を持つそうで、この二つのNが合わさったブランド名である。

Nを名乗る上での3本の柱がコーナー・ラスカル(一瞬モナコのラスカスかと思ったが…)、エブリディスポーツカー、そしてレーストラックケーパビリティ―だそうで、コーナリングで楽しく、サーキットに持ち込んでも実力を発揮し、日常的にスポーツカーとして楽しめる。こうしたフィロソフィーは例えばメルセデスベンツのAMGであったり、BMWのMに通じるものであろう。

ヒョンデ アイオニック5 N(東京オートサロン2024)ヒョンデ アイオニック5 N(東京オートサロン2024)

今回日本に初登場したのはBEVの『アイオニック5 N』と、それをベースにさらに各種パフォーマンスパーツを装備した『アイオニック5 N NPX1』の2車種。後者はプロトタイプとのことで、本格的に日本市場で訴求するのはアイオニック5 Nである。その性能はすさまじく最高出力650ps、0-100km/h加速3.4秒、そして最高速は260km/hに達するという。

一方同時に発表されたアイオニック5 N NPX1はこれがワールドプレミアとなったモデル。Nパフォーマンス・エクスペリメンタル1の頭文字がNPX1である。ヒョンデにしてみたらまさに渾身の一作と言えるモデルで、チューニングEVの将来について日本にユーザーと語り合いたいという願いには本気度が感じられた。

ヒョンデ アイオニック5 N NPX1(東京オートサロン2024)ヒョンデ アイオニック5 N NPX1(東京オートサロン2024)

余談ながらヒョンデは今、日本での販売をオンラインのみとし対面では行っていないが、日本再上陸から2年を経てこの辺りにメスを入れる動きが出ているそうだ。

《中村 孝仁》

中村 孝仁

中村孝仁(なかむらたかひと)|AJAJ会員 1952年生まれ、4歳にしてモーターマガジンの誌面を飾るクルマ好き。その後スーパーカーショップのバイトに始まり、ノバエンジニアリングの丁稚メカを経験し、さらにドイツでクルマ修行。1977年にジャーナリズム業界に入り、以来45年間、フリージャーナリストとして活動を続けている。また、現在は企業やシニア向け運転講習の会社、ショーファデプト代表取締役も務める。

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