東北道蓮田SAで「短時間限定駐車マス」の実証実験開始

東北道蓮田SAで「短時間限定駐車マス」の実証実験開始
  • 東北道蓮田SAで「短時間限定駐車マス」の実証実験開始

NEXCO東日本関東支社は、E4東北自動車道蓮田サービスエリア(以下「SA」)上り線で「短時間限定駐車マス」の実証実験を開始した。

「短時間限定駐車マス」は、大型車駐車マスの一部(15台分)を60分以内の駐車マスとすることで、大型車ドライバーのより確実な休憩機会の確保を目的としている。

この実証実験では、長時間駐車車両の存在により、駐車ができずにSA・PAを出ていく大型車が多い休憩施設に、「短時間限定駐車マス」を整備することで、休憩機会の変化や、周辺休憩施設を含めた混雑状況、効果的な整備位置などを検証する。

蓮田SA(上り)利用者には、駐車場内の案内看板に従った適切な利用を呼びかける。

NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本では、SA・PAの駐車マスの拡充を進めている。しかし、都市近郊部を中心としたSA・PAでは、長時間駐車車両の割合が多く、依然として混雑している。その結果、駐車ができずにSA・PAを出ていく車両が存在しており、本来必要である休憩機会を逸しているものと考えられている。

「短時間限定駐車マス」の整備をすることで、より多くの車両が確実に駐車できる機会を確保する。なお、今回NEXCO東日本管内で運用を開始する蓮田SA(上り)のほか、上河内SA(上り)が11月28日に運用を開始し、国見SA(下り)・安達太良SA(下り)の2箇所については、2023年度中までに順次運用を開始する予定。

今後、大型車駐車エリアの混雑状況を踏まえ、試行箇所数・マス数を拡大する場合がある。

《レスポンス編集部》

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