トライアンフ ロケット3R など3車種がリコール、エンジン再始動できないなど

トライアンフ ロケット3R
  • トライアンフ ロケット3R
  • 改善箇所説明図(ブレーキマスターシリンダー)
  • 改善箇所説明図(電気装置)

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、『ロケット3R』など3車種について12月20日と21日にリコールを届け出た。

20日に届出が提出された内容は、2019年10月8日~2023年8月29日までに製作されたロケット3R、ロケット3GT、ロケット TFCの3車種、計587台の制動装置(リヤブレーキマスターシリンダー)に関するもの。

リヤブレーキマスターシリンダーにおいて、ピストン径の設計が不適切なため、使用過程においてブレーキフルードが劣化しベーパーロックが発生した際、ブレーキペダルのストロークが大きくなる。そのため、ブレーキペダルを最大に踏んだ場合でも最悪の場合、リヤブレーキが効かなくなるおそれがある。

全車両、リヤブレーキマスターシリンダーを対策品に交換する。

不具合件数は2件、事故は起きていない。

21日に届出が提出された内容は、2019年10月8日~2023年3月3日までに製作されたロケット3R、ロケット3GT、ロケット TFCの3車種、計549台について、ヒューズが切れてエンジンの再始動ができないおそれがあるというもの。

電気装置においてヒューズの設計が不適切なため、運転中に警音器を操作するとスターター回路兼警音器用のヒューズが切れることがある。そのため、警音器の作動及びエンジンの再始動ができないおそれがある。

対策として、全車両、スターター回路兼警音器用ヒューズを対策品に交換する。取扱説明書およびヒューズボックスカバーの表示を修正する。

不具合件数は2件、事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

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