トヨタが電動SUVの新型を提案、2024年の市販モデル示唆---欧州Bセグメント

トヨタ・アーバン SUV コンセプト
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トヨタ自動車の欧州部門は12月4日、『アーバンSUVコンセプト』(Toyota Urban SUV Concept)を発表した。2024年に欧州市場で発売予定の新型EVを示唆している。

この新型EVは、トヨタが欧州で計画している6車種のEVの中で、最もコンパクトでアクセスしやすい1台になる。トヨタは欧州におけるEVの最大市場のひとつになると見込まれるB-SUVセグメントに参入する。

トヨタはすでに、このクラスにハイブリッドSUVの『ヤリスクロス』を擁している。トヨタはこの経験を生かし、多用途で欧州の顧客のニーズを満たす電動SUVを開発する。

アーバンSUVコンセプトは、力強いショルダーにコンパクトなボディ、高いドライビングポジションなど、SUVらしい存在感を備えている。ボディサイズは、全長4300mm、全幅1820mm、全高1620mm。室内空間は、必要に応じて乗員スペースや積載スペースを拡大できるよう、フレキシブルな設計を取り入れる。

パワートレインは前輪駆動と全輪駆動が用意される。また、市販モデルはデュアルバッテリー戦略を導入する。顧客は、アクセス性や航続などのニーズに合わせて、容量の異なる2種類のバッテリーから選択する。さらなる詳細と市販モデルは、2024年に発表される予定だ。

トヨタは欧州で2026年までに、6車種の新型EVを導入する計画だ。2035年までにEVのみを用意し、2040年までに完全なカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げている。

《森脇稔》

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