パイクスピークなど、三菱自動車がモータースポーツEVを展示…オートモビルカウンシル2023

三菱自動車(オートモビルカウンシル2023)
  • 三菱自動車(オートモビルカウンシル2023)
  • 三菱MiEV Evolution III パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム参戦車両(2014年。オートモビルカウンシル2023)
  • 三菱MiEV Evolution III パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム参戦車両(2014年。オートモビルカウンシル2023)
  • 三菱アウトランダーPHEVアジアクロスカントリーラリー参戦車両(2013年。オートモビルカウンシル2023)
  • 三菱アウトランダーPHEVアジアクロスカントリーラリー参戦車両(2013年。オートモビルカウンシル2023)
  • 三菱アウトランダーPHEV(オートモビルカウンシル2023)
  • 三菱アウトランダーPHEV(オートモビルカウンシル2023)
  • 三菱エクリプスクロスPHEV(オートモビルカウンシル2023)

三菱自動車工業オートモビルカウンシル2023における出展テーマは「4WDとEV。二つの歴史が交わり、更なる未来へ」。新旧の自動車を並べて自動車を文化として愉しむのがオートモビルカウンシルの大テーマだが、三菱自動車はその中で「新世代自動車」の展示となる。

幕張メッセに展示車両されたのは5台。
●アウトランダーPHEV(現行)
●エクリプスクロスPHEV(現行)
●eKクロスEV(現行)
●アウトランダーPHEVアジアクロスカントリーラリー参戦車両(2013年)
●MiEV Evolution III パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム参戦車両(2014年)

モータースポーツ参戦車両の2台は、あまり見る機会がないはずだ。「MiEV Evolution III」は、三菱自動車が3カ年計画でパイクスピークに挑んだ最終年、グレッグ・トレーシーと増岡浩(監督兼任)が電気自動車改造クラスで1-2フィニッシュを決めたモデル。空気の薄い高地では、内燃機関の出力は低下するが、電気自動車はその影響は受けない。

「アウトランダーPHEVアジアクロスカントリーラリー仕様」のベース車両は先代『アウトランダーPHEV』になる。同年のラリーはタイのパタヤを出発してラオスのパクセでフィニッシュする、6日間2000kmのコースで競われた。結果は10位。バッテリーを床下中央に搭載したことによる重量配分は、優れたハンドリング性能に繋がった。フラットダートでは低速から最大トルクを発揮でき、アクセルレスポンスも早いというPHEVの特性を活かした。

オートモビルカウンシルの中でこそ「新世代自動車」だが、「4WDとEV。二つの歴史が交わ」ってからでも、10年以上がたっている。

《高木啓》

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