乗降データをAIカメラで取得、大阪シティバスが実証試験開始へ

大阪シティバス(参考画像)
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大阪メトログループ(旧大阪市交通局)とアプリズムは、路線バスの乗降データをAIカメラで検知する実証試験を3月下旬から実施する。

乗客が利用した「乗車区間データ(乗降データ)」の取得はこれまで、調査員がバスに乗り込み調査票を配布する方式だった。今回の実証実験ではAIカメラを活用することで、多額のコストと労力を削減し、路線バスのサービス改善を図る。

実証実験では、乗降口に設置したAIカメラで撮影した乗客の全身画像を特徴量データに変換した後に削除。乗車した停留所と降車した停留所での特徴量データが一致したデータを乗降データとして集計する。


《纐纈敏也@DAYS》

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