ICカードに新たな動き…Kitacaがエリア拡大、SuicaとPASMOに障害者用

2024年春からICカードが利用可能となる函館本線旭川駅。
  • 2024年春からICカードが利用可能となる函館本線旭川駅。
  • 2024年春からのkitaca利用エリア。
  • 障害者用と介護者用が発行されるSuicaとPASMO。有効期間は購入日から1年後の同月末日までだが、障害者手帳の提示により同一期間に延長することも可能。ただし、障害者用と介護者用を個別に利用することはできない。利用の際は障害者手帳などの証明書類を携行する必要がある。
  • 障害者用Suica・PASMOの利用エリア。それぞれのエリアのみで利用できる。

9月14日、JR北海道が運営するICカード「Kitaca」、JR東日本が運営するICカード「Suica」、パスモが運営するICカード「PASMO」で新たな動きが発表された。

kitacaでは、2024年春から現在の札幌圏に加えて、函館エリア(函館本線・函館~新函館北斗間の6駅)と旭川エリア(函館本線・岩見沢~旭川間の14駅)でも利用できるようになる。

2024年春からのkitaca利用エリア。2024年春からのkitaca利用エリア。

「Suica」と「PASMO」では、2023年3月中に第1種身体障害者または第1種知的障害者の大人(介護者1人を含む)に対して障害者割引が適用されるカードが発行される。

このカードには「障」「介」の文字が入り、定期乗車券としての利用も可能で、すでに使用している記名式のSuica(My Suica)またはPASMOを障害者用に変更することも可能。

障害者用と介護者用が発行されるSuicaとPASMO。有効期間は購入日から1年後の同月末日までだが、障害者手帳の提示により同一期間に延長することも可能。ただし、障害者用と介護者用を個別に利用することはできない。利用の際は障害者手帳などの証明書類を携行する必要がある。障害者用と介護者用が発行されるSuicaとPASMO。有効期間は購入日から1年後の同月末日までだが、障害者手帳の提示により同一期間に延長することも可能。ただし、障害者用と介護者用を個別に利用することはできない。利用の際は障害者手帳などの証明書類を携行する必要がある。

ただし、SuicaまたはPASMOエリア以外では利用できない(全国相互利用不可)。また、モバイル版を障害者用として利用することもできない。

障害者用Suica・PASMOの利用エリア。それぞれのエリアのみで利用できる。障害者用Suica・PASMOの利用エリア。それぞれのエリアのみで利用できる。
《佐藤正樹》

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