電動車ブランド「ポールスター」の世界販売、約2.8倍に増加 2021年

ポールスター2
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ボルボカーズ傘下の高性能車メーカーのポールスター(Polestar)は1月11日、2021年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数はおよそ2万9000台。前年実績に対して、およそ2.8倍と伸びている。

ポールスターの市販車第1弾は、高性能プラグインハイブリッド(PHV)クーペの『ポールスター1』だった。第2弾の『ポールスター2』は、ポールスター初のピュアEVで、テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVスポーツセダンだ。

また、ポールスターは2024年までに、新型電動3車種を発売する計画だ。2024年までに発売する新型電動3車種のうちの1台が、『ポールスター3』となる。ブランド初の電動SUVとして開発が進められている。ボルボカーズから供給される車台は、完全な電動化のためにゼロから設計された新世代のEVアーキテクチャになる。

ポールスターは、ヨーロッパとアジア太平洋地域での成長に伴い、2021年に進出市場を10から19に拡大した。 ポールスターは2022年の前半、スペイン、ポルトガル、アイルランドに進出し、アラブ首長国連邦、クウェート、イスラエルに拠点を置いて中東市場に参入することも計画している。ポールスターは2023年末までに、世界30市場で事業を展開することを目指す、としている。

《森脇稔》

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