また、プロジェクト・マイバッハは、カール・マイバッハと父ヴィルヘルムが「最善の中の最善を届ける」という目標を掲げ、最初のマイバッハの『22/70 HP W 3』を発表して100周年を迎えたことを祝福するコンセプトEVになる。
マイバッハ・モトーレンバウ社(当時)は1921年9月、ドイツで開催されたベルリンモーターショーにおいて、ブランドの量産第一号車の22/70 HP W 3を発表した。ドイツ車で初めての4輪ブレーキをはじめ、プラネタリーギアボックスと6気筒エンジンの組み合わせ、豪華なウッドや本革張りの室内など、その設計とデザインは既成概念を打ち破るものだった。22/70 HP W 3は、走る芸術品のように来場者を魅了したという。