【夏休み】トキ鉄に国鉄型の夜行急行…ロングシートも利用可能

急行型交直両用電車による夜行急行は、1982年11月改正で廃止され、583系特急型電車による季節列車に格下げとなった急行『立山』以来となる。
  • 急行型交直両用電車による夜行急行は、1982年11月改正で廃止され、583系特急型電車による季節列車に格下げとなった急行『立山』以来となる。
  • トキ鉄が7月4日から運行を開始した3両編成の413・455系。通常は観光急行として運行されている。
  • シートによって旅行代金が変わるトキ鉄の夜行急行。今となっては窮屈な感じを受けるが、ボックスシートは1~2人、ロングシートは4人掛部分に1人、最も窮屈な2人掛けロングシートの「学割シート」は1人の利用となり、ゆとりが設けられる。

新潟県のえちごトキめき鉄道(トキ鉄)は7月19日、413・455系電車による夜行急行を8月7・14日発で運行すると発表した。

413・455系はJR西日本から導入した急行型交直両用電車を出自に持つ3両編成。国鉄末期からのローカル向け改造により、車内はボックスシートとロングシートの近郊型仕様になったものの、急行型交直両用電車による夜行急行は、1982年11月改正で廃止された大阪~富山・立山間の急行『立山5・6号』以来で、トキ鉄での夜行運行は初となる。

時刻は、直江津22時16分発~妙高高原23時55分着・0時20分発~直江津1時1分着・2時8分発~市振3時53分着・4時30分発~糸魚川4時50分着・5時54分発~直江津6時30分着。

旅行代金は、ボックスシートが1万8000円、ロングシートが1万円で、ドア横の2人掛けロングシートを利用する学割シート(6000円)も用意される。

申込みはトキ鉄のウェブサイトで受け付けている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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