阿武隈急行が1日フリー切符を発売、土休日限定300円…10月31日の全線復旧を記念

梁川駅
  • 梁川駅
  • 300円という超破格値の1日乗車券。限定4000枚で、売切れ次第、発売終了となる。
  • 「再開通記念乗車券」のイメージ。

福島駅(福島県福島市)と槻木(つきのき)駅(宮城県柴田町)を結ぶ阿武隈急行線を運営する阿武隈急行は10月21日、富野~丸森間が台風被害から本復旧することを記念した1日フリー切符を発売すると発表した。

同区間は6月に仮復旧していたが、10月31日の本復旧により阿武隈急行線は2019年10月の台風19号による被災から1年ぶりに全線が再開することになる。

今回発売されるフリー切符は、阿武隈急行線全線が土休日に限り1日乗り降り自由となるもので、福島・保原・梁川・丸森・角田の各駅で10月31日から2021年3月31日までの土休日に計4000枚が発売される(売切れ次第、発売終了)。

福島~槻木間片道普通運賃(980円)の3分の1以下となる300円という破格の発売額となっており、阿武隈急行ではこの切符を通して、新型コロナウイルスの影響により減っている利用者の回復につなげたいとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集