次期Sクラスは、「PRE-SAFE インパルスサイド」に新機能を採用する。側面衝突の恐れがある場合、オプションの「E-ACTIVE BODY CONTROL」サスペンションを使用して、車体を10分の1秒以内に持ち上げることができる。これにより、側面からの衝撃力を、車両下部のより強度の高い構造部分で受け止めることが可能になる。
PRE-SAFE インパルスサイドのボディ側面のレーダーセンサーは、潜在的な側面衝突を早期に認識する。アクチュエータは、E-ACTIVE BODY CONTROLサスペンションを瞬時に作動させ、ボディを最大80mm持ち上げることができる。これにより、パッセンジャーセルの変形や乗員にかかる負荷を軽減することができるという。