フォルクスワーゲン(VW)は2019年10月に新型『ゴルフ』を発表したが、そのハイパフォーマンスモデルとなる新型『ゴルフGTI』の最新プロトタイプをカメラが捉えた。 厳冬のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、フロントバンパー周辺にカモフラージュが見られるが、ゴルフと同様のLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、ハニカムパターンのグリルを装備。そのほかにも深いサイドシル、ルーフスポイラー、大型ブレーキをカバーするチャンキーホイール、レッドブレーキキャリパー、ディフューザー、デュアルエキゾーストシステムが確認できる。 シャシーは研ぎ澄まされ、新しく開発されたアダプティブダンパーとより正確で直接的なステアリングラックを装備。室内では新デザインのステアリングホールをはじめアップデートされるインストルメントクラスタやインフォテインメントシステムを搭載、ヘッドアップディスプレイがオプション設定されるほか、スポーツシート、カーボンファイバートリムなどが刷新され、よりスポーティな雰囲気を醸し出す。 パワートレインは、EA888のマイルドハイブリッドバージョンを提供する予定だったが見送りとなり、代わりに2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載する。最高出力は以前お伝えした245psのほかに295psを発揮する2種がラインアップされそうだ。また駆動方式はFF、トランスミッションは6速MT、及び7速DCTが設定されるだろう。 GTIの世界デビューは2020年3月のジュネーブモーターショーが濃厚のようで、夏以降には最強「R」の登場も期待できそうだ。 新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!
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