上信電鉄へ渡った元JR東日本107系がJRカラーに…12月15日に特別臨時列車

JR東日本の協力によりJRカラーが復活した700形第4編成。細部の違いはあるものの、ロゴマークの「JDK」を除けば、JR時代とそっくりな車体となった。
  • JR東日本の協力によりJRカラーが復活した700形第4編成。細部の違いはあるものの、ロゴマークの「JDK」を除けば、JR時代とそっくりな車体となった。

群馬県の高崎駅(高崎市)と下仁田駅(下仁田町)を結ぶ上信電鉄は12月6日、元JR東日本107系の700形電車をJRカラーに復刻して運行すると発表した。

700形は2017年度に引退したJR東日本の上信越線用107系100番台のうち、12両(2両編成6本)を譲り受けて誕生した車両。入線後はワンマン化改造や車内更新工事などが順次進められ、2019年3月には第1編成が運行を開始したが、このほど工事が終了した第4編成(クハ754+クモハ704)は、鉄道マニアからの要望が高いとされていた、グリーンとピンクのラインが入ったJR東日本時代の塗色となって登場する。

上信電鉄ではこれを記念して、12月15日にこの車両を特別臨時列車として運行する。時刻は高崎9時36分発~下仁田10時53分着・11時34分発~高崎12時38分着。当日は記念撮影会も開催される。

乗車には上信電鉄鉄道部までの申込みが必要。旅行代金は中学生以上3000円・小学生以下2000円。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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