今回発表されたR8デセニウムは、アウディのフラッグシップであるクーペモデルの「R8 V10パフォーマンス5.2FSI quattro S toronic」をベースに、特別装備のデイトナグレーマットエフェクトのボディカラーにハイグロススタイルパッケージ(フロントスポイラー・サイドシル・ディヒューザー等)を組み合わせる。アルミホイールもマットブロンズの20インチホイールを装備する。インテリアには「Decennium」のロゴが各所に装備され、ファインナッパレザーダイヤモンドステッチングスポーツシートなどが奢られる。
発表会の最後に、アウディカスタマーレーシングについて説明が行われ、世界で活躍するカスタマーレーシングが使用するマシンの紹介が行われた。RS3 LMS、R8 LMS、R8 LMS GT3、R8 LMS GT2と4つのマシンがあり、それぞれ世界で戦っていて、今回の鈴鹿10時間耐久レースでも21号車 Audi Team Hitotsuyama、25号車Audi Sport Team WRT、125号車Audi Sport Team Absolute Racingの3チームのR8 LMS GT3が走行しており、優勝をめざしていることが語られた。《雪岡直樹》