日本国内において、トヨタの想定をはるかに超える予約を受注している『スープラ』新型。北米では、3.0リットル直列6気筒ターボエンジンのみが設定されているが、2.0リットル直列4気筒モデルが米国でも発売される可能性があることがわかった。
海外車情報サイト「Automobile」の調べによると、米California Air Resources Board(カリフォルニア州大気資源局)は、BMW『2シリーズ』『3シリーズ』『4シリーズ』に採用される同ブランド製2.0リットル直列4気筒エンジンを認定したといい、スープラ新型へ設定される可能性があるようだ。
現在、日本仕様のラインアップは、最高出力197psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン搭載「SZ」、最高出力258psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン搭載「SZ-R」、最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジン搭載「RZ」となっている。特に上級グレードの「RZ」は、初年度分に予定していた注文台数に達する勢いだ。
米トヨタでは、「Road & Track」誌へこの噂を否定しているが、あくまでも「現時点では」と語っており、可能性は十分あるだろう。もし北米仕様に直列4気筒モデルが設定される場合、最高出力258ps、最大トルク400Nmを発揮する「SZ-R」とほぼ同じスペックとみられる。