日産自動車は2月14日、『エルグランド』と『シビリアン』の燃料計に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2004年7月30日~2007年10月9日に製造された8万0141台。
燃料計回路が不適切なため、回路内の抵抗素子の発熱や計器内の照明などの熱により、メータ内の基板が熱膨張を繰り返し、回路が断線することがある。そのため、燃料計の指示値が高くなり、燃料がなくなったことに気づかず、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、燃料計回路に補助回路を追加またはメータ一式を交換する。
不具合は57件発生、事故は起きていない。市場からの情報および国土交通省からの指摘により届け出た。





 
           
           
           
           
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