日立オートモティブ電動機システムズは、中国・広州市に電動車両用モーター事業の新会社「日立汽車馬達系統(広州)有限公司」を11月17日に設立したと発表した。
日立オートモティブ電動機システムズは、日立オートモティブシステムズとホンダが今年7月に設立した電動車両用モーターの開発、製造・販売を行う合弁会社。今後、ホンダを含めた自動車メーカー各社からの電動車両用モーター需要に応えることを目的に設立した。
同社の中国拠点となる日立汽車馬達系統は、日立オートモティブ出身の生田目晴男氏が代表に就任。工場および事務所などの建屋を2018年6月に着工し、2019年6月の竣工を計画、2020年度の量産開始をめざす。
今回の新会社設立により、今後急速に拡大していく中国の電動車両市場において、日立オートモティブ電動機システムズの事業基盤を堅固なものとするとともに、中国での電動車両用モーターの需要拡大に応えていく。