大井川鐵道、SLイメージ「黒いカレー」発売…新グループ社との共同企画

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大井川鐵道「SLカレー」のパッケージ。
  • 大井川鐵道「SLカレー」のパッケージ。
  • 「SLカレー」の盛り付け例。ルーは石炭をイメージしており黒い。
  • 大井川鐵道は蒸気機関車の動態保存を行っている。

大井川鐵道(静岡県島田市)はこのほど、同社が運行している蒸気機関車をイメージしたレトルトカレー「大井川鐵道×天神屋 SL黒カレー」の販売を始めた。現在は大井川鐵道の売店で先行販売しているが、9月1日から天神屋(静岡県焼津市)が展開する店舗での販売も始まる。

ルーはイカ墨を用いて黒くしており、これにより蒸気機関車の燃料である石炭をイメージした。「どちらかといえば甘口」で、見た目とのギャップを楽しめるようにしたという。発売額は540円。販売場所は大井川鐵道が新金谷駅「プラザロコ」と千頭駅売店、SL列車の車内で、天神屋は高速道路のサービスエリア店舗などで販売する。

天神屋は1954年11月に創業した、弁当や総菜などの製造・販売業者。静岡県内で30店舗を展開している。今年6月、大井川鐵道の親会社であるエクリプス日高(北海道新ひだか町)の傘下に入り、大井川鐵道と天神屋はグループ会社となった。これに伴い両社は共同企画商品の第1弾として「SL黒カレー」を発売することにした。

大井川鐵道は「両社の強みを活かし、全国からSL列車のご乗車にお越し頂くお客様へ『大井川鐵道らしさ』と『静岡の地域性』を感じて頂ける商品を今後も開発予定です」としている。

《草町義和》

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