マツダは25日、2017年中に発売予定の3列シート・クロスオーバーSUV『CX-8』の外観デザインを初公開した。今年4月に投入計画を発表した段階では内装のみの公開で、外観がわかる画像は今回が初めて。『CX-5』に似たディティールだが、3列シート車らしく余裕のあるサイドシルエットとなっていることが確認できる。
CX-8は、マツダの国内市場向けSUVラインアップの最上位モデルとして登場する。2.2リットルディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を搭載し、マツダらしい走り、デザインや質感を備えながら、3列目まで大人がしっかり座れるパッケージングを実現したという。従来のミニバンに代わる、多人数乗車車両に対するマツダならではの提案だ。
今回、外観デザインの公開と同時にデザインコンセプト「TIMELESS EDGY(タイムレス・エッジー)」も明らかにされた。マツダは、「時を経てもお客さまの感性を刺激し続ける先進性を目指し、マツダのデザインテーマ『魂動』をより高い次元へと深化」させたとしている。また国内での最上位SUVとして風格、質感にこだわり、内装においても色、素材のひとつひとつにまで吟味を重ねたそうだ。
その他の情報として現在判明しているのはボディサイズ(全長4900mm×全幅1840mm×全高1730mm、ホイールベース2930mm)、トランスミッション(SKYACTIV-DRIVE 6速AT)、そして乗車定員が6名もしくは7名のバリエーションがあることのみ。発売は「2017年中」ということだが、10月の東京モーターショーではその実物を見ることができるかもしれない。