メルセデスベンツの商用バン『スプリンター』次世代型と思われるプロトタイプを、スペインでスクープした。先日捕捉したプロトタイプにはエキゾーストパイプがあったため内燃機関と思われたが、このプロトタイプにはマフラーは見当たらない。同ブランド初の商用EVバンとなる可能性がある。
メルセデスベンツは、「スプリンター」と「ヴィトー」(Vクラス商用バン)のために150万ユーロ(約2億円)を投資しているが、完全EVモデルも同時開発されているとみられる。
捉えた試作車は、薄型ヘッドライト、ワイドグリルを装備。ルーフが高くなり実用性がアップするとともに、エアロダイナミクスを高めているという。
フロントマスクは、2016年に公開された「ビジョン バン コンセプト」からインスピレーションを得たデザインとなるはずだ。
パワートレインは「ビジョン コンセプト」からの流用となれば、最高出力102ps(瞬間最高出力204ps)を発揮する電気モーターを搭載するだろう。最新自動運転技術も搭載され、2018年後半のワールドデビューが予想される。
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