米ホンダ、アコード 新型を発表…ダウンサイズの1.5ターボ搭載

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ホンダ・アコード新型米仕様
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは7月14日、米国ミシガン州デトロイトにおいて、新型『アコード』を初公開した。新型は10世代目モデルとなる。

初代アコードは1976年に発売。以来、米国での累計販売台数は1300万台を超えている。1982年11月からは、メアリーズビル、オハイオの両工場で、現地生産を開始。35年間のアコードの米国累計生産台数は、1100万台を超えている。

10世代目となる新型アコードは、外観をモダンでスポーティ、プレミアムなセダンを目指してデザイン。大胆で直立したフロントマスクは、大型エアインテークの上に位置し、9灯フルLEDヘッドライトが配された。先代比で全長は10mm短くしながら、ホイールベースは55mm延長。全幅は10mmワイドになり、全高は15mm低くした。

室内は、シートはわずかに内側に配置し、乗員の腰、肩、頭上の移動の自由度を高めた、ホイールベースの延長により、後席足元の空間は、先代比でおよそ50mm増えた。ホンダによると、新型アコードはクラスで最も後席が広いモデルのひとつになるという。

新型アコードには、ダウンサイズエンジンを搭載。直噴ガソリン直列4気筒ターボエンジンは、排気量が1.5リットルと2.0リットルの2種類を設定する。トランスミッションは、1.5リットルが6速MTまたはCVT、2.0リットルは6速MTまたは新開発の10速ATを組み合わせる。ホンダは、「FF乗用車への10速AT採用は、新型アコードが初めて」と説明する。

直噴1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力192hp/5500rpm、最大トルク26.6kgm/1500~5000rpmを発生。先代の自然吸気の2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジンに対して、排気量を大幅に縮小しながら、2.4リットルの185hp、25kgmを上回るスペックを獲得している。

《森脇稔》

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