新幹線のグリーン車が安い…普通車との差は最大でも980円、引退近いE4系も乗れる

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「ふらっとグリーン」では、引退まで残りわずかとなった2階建てE4系(右)を使用する『Maxたにがわ』も利用できる。
  • 「ふらっとグリーン」では、引退まで残りわずかとなった2階建てE4系(右)を使用する『Maxたにがわ』も利用できる。

JR東日本は5月30日、新幹線のグリーン車を格安に利用できる「ふらっとグリーン」を、6月1日14時から席数限定で発売すると発表した。

びゅうトラベルサービスが企画する旅行商品として発売されるもので、2人以上から東北新幹線『やまびこ』『なすの』、上越新幹線『たにがわ』(『Maxたにがわ』を含む)のグリーン車を利用できる。設定期間は7月1日から9月30日まで(8月10~16日を除く)。乗車日前日の18時まで購入できる。

設定区間は『やまびこ』用が東京都区内・大宮~仙台市内、東京都区内・大宮~福島、『やまびこ』『なすの』用が東京都区内・大宮~郡山、東京山手線内・大宮~宇都宮、『たにがわ』用が東京山手線内・大宮~高崎。

いずれも片道で、東京都区内または東京山手線内発着の場合、東京駅のほかに上野駅発着で新幹線を利用できる設定もある。

乗車券・特急券・グリーン券、東京・上野・大宮・新宿各駅のKIOSKやNewDaysで利用できる500円分利用券(出発日のみ有効)がセットになっており、発売額は東京都区内~仙台市内間が1万1870円(東京駅発着で新幹線を利用する場合)。子供用の設定はない。

「ふらっとグリーン」を利用すると、グリーン車と普通車の価格差は、『やまびこ』用の東京都区内・大宮~仙台市内間が980円、それ以外が480円となる。

発売はインターネットのみで、2人以上の利用者全員が同一列車、同一駅に発着することが条件。指定列車のみの利用に限られ、予約後の変更は不可。指定列車に乗り遅れた場合は無効となり、後続列車の自由席などは利用できない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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