JR東日本、大船渡線臨時バスの詳細を発表…摺沢~盛間は1時間15分

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ゴールデンウィーク限定で運行される盛~摺沢間臨時バスのルート。BRTと大船渡線の乗継ぎルートより北側に大きくショートカットする。
  • ゴールデンウィーク限定で運行される盛~摺沢間臨時バスのルート。BRTと大船渡線の乗継ぎルートより北側に大きくショートカットする。

JR東日本盛岡支社は4月13日、大船渡線盛~陸前高田~摺沢間に運行する臨時バスの詳細を発表した。運行期間はGW中の4月28日~5月7日。

現在、盛~気仙沼~柳津~前谷地間では、大船渡線(盛~気仙沼)と気仙沼線の代替交通機関としてBRT(バス高速輸送システム)が運行されているが、大船渡線盛・陸前高田の各駅と摺沢駅の間を行き来する場合、気仙沼駅でBRTと大船渡線を乗り継ぐ関係で、南側を大きく迂回する必要があった。この臨時バス路線はそうしたロスを解消するため、北側にショートカットする形で設定される。運行はジェイアールバス東北が行なう

1日2往復が運行され、時刻は盛8時25分発~摺沢9時40分着・11時20分発~盛12時35分着・15時30分発~摺沢16時45分着・17時20分発~盛18時35分着。三陸自動車道、国道45・344・340号を経由し、途中、陸前高田駅と矢作二又に停車する。全区間の所要時間は1時間15分。盛駅~摺沢駅間の運賃は1500円。摺沢駅では大船渡線と11~23分の待合せで接続する。

JR線やBRT線の摺沢・陸前高田・盛の各駅間に有効な乗車券(特別企画乗車券を含む)でも乗車できるが、矢作二又で乗降する場合は別途運賃が必要。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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