アイシン精機は4月4日、先端技術開発および情報収集と渉外活動の拠点として「台場開発センター」を東京臨海副都心に開設したと発表した。
アイシン精機では、これまで東京都港区にあるオフィスで半導体の要素技術を中心に開発を行ってきたが、自動車業界を取り巻く環境変化に迅速に対応するため、湾岸エリアのお台場へ既存のオフィスを移転・拡張した。
新拠点となる台場開発センターでは、次世代成長領域である「ゼロエミッション」「自動運転」「コネクテッド」への適用に加え、工場やアドミニストレーション部門での働き方変革に寄与できるような人工知能の基盤技術開発を推進。人工知能によるアルゴリズム開発とそれを実現するハードウェア開発に注力し、取り組んでいく。従業員は当初50名でスタートし、将来的には100名程度へ増員を計画している。