東武300系が4月ダイヤ改正で引退…4月16日に記念列車を運行

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4月21日のダイヤ改正で引退する300系。「日光夜行」に充当されていたこともあった。
  • 4月21日のダイヤ改正で引退する300系。「日光夜行」に充当されていたこともあった。
  • 引退記念列車で配布される乗車証明書の見本。

東武鉄道は4月16日、300系の引退記念列車を浅草~東武日光間で運行する。

東武鉄道300系は、急行『きりふり』『ゆのさと』用として1991年7月にデビューした系列で、特急型200系の登場により余剰となった急行『りょうもう』用1800系の一部編成を改造し6両編成化したもの。座席指定急行に充当されていたものの、1997年3月に『きりふり』『ゆのさと』が臨時化されたことでしばらく定期運用が消滅。2006年3月のダイヤ改正で座席指定急行がすべて特急に格上げされたため特急用となり、定期特急『きりふり』の一部に充当。新系列特急車500系「リバティ」の投入に伴い、4月21日に実施されるダイヤ改正で引退することとなった。

引退記念列車となるのは『きりふり275号』(浅草10時27分発~東武日光12時31分着)で、当日の同列車では北千住~春日部間を含む特急券を事前に購入した人に限り、北千住~春日部間の車内で記念の乗車証明書が配布される。

運行終了後は、東武日光駅5番線で13時から14時まで撮影会を開催。また、同駅の改札外では12時30分から14時まで300系グッズなどの販売が行なわれる。なお、乗車証明書を持つ人が記念グッズを購入すると、乗車証明書入れ台紙が1枚プレゼントされる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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