京急電鉄「すいてる電車」を案内…3月28日から公式アプリ配信

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「京急線アプリ」の画面イメージ。運行状況の通知や、車内が比較的すいている列車を案内する「ゆったり電車で行こう」機能などを提供する。
  • 「京急線アプリ」の画面イメージ。運行状況の通知や、車内が比較的すいている列車を案内する「ゆったり電車で行こう」機能などを提供する。
  • 時刻表など鉄道アプリとして基本的な機能も充実させる。

京浜急行電鉄(京急)は3月27日、同社のスマートフォン向け公式アプリ「京急線アプリ」を配信すると発表した。運行情報などのほか、すいている電車を案内する機能も提供する。

発表によると、「京急線アプリ」は3月28日10時から配信する予定。Android OS 4.4~6.0とiOS 9・10に対応し、時刻表や乗換えに関する情報を提供する。列車の遅れなどの運行状況は画面上のテロップで表示。平常運行時にはテロップの部分で京急の電車が走る「遊び心」も加えた。運行状況のプッシュ通知に対応しており、通知を受ける曜日や時間帯を設定できる。

このほか、通常の乗換案内機能とは別に「ゆったり電車で行こう」機能も提供。車内が比較的すいている普通列車とエアポート急行のみを利用した場合の検索結果を表示する。これにより「時間はかかっても比較的空いている電車で行きたい」というニーズに応えるという。

また、着席保証列車『モーニング・ウィング号』『ウィング号』が5月1日から座席指定制に変更されるのに伴い、3月28日から座席指定券購入ウェブサイト「KQuick」が開設される。「京急線アプリ」では「KQuick」と連携し、『モーニング・ウィング号』『ウィング号』の空席情報を確認できるようにする。

《草町義和》

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