都営地下鉄も全車両に防犯カメラ 8月以降

鉄道 行政
防犯カメラの設置範囲(赤)。車両の種類によって変わる場合もあるが、基本的には天井に設置される。
  • 防犯カメラの設置範囲(赤)。車両の種類によって変わる場合もあるが、基本的には天井に設置される。

東京都交通局は3月14日、都営地下鉄の全ての車両に防犯カメラを設置すると発表した。8月以降、順次導入する。

車両内の防犯カメラは、東京地下鉄(東京メトロ)も全車両への設置を発表している。これにより、東京の地下鉄2社局の車両は全て防犯カメラが設置されることになる。

交通局の発表によると、「昨今発生している地下鉄車両内でのいたずらや迷惑行為等、犯罪行為の未然防止のほか、テロ対策等に向けたさらなるセキュリティ強化を図る」とし、防犯カメラの設置を決めた。

東京メトロは2018年度以降の順次設置を予定しているが、都営地下鉄は今年8月以降、車両の更新にあわせて順次導入される予定。カメラの位置も東京メトロが乗降ドアの上部としているのに対し、都営地下鉄は天井部に設置される。

《草町義和》

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