東京地下鉄(東京メトロ)は2月28日、銀座線で進めているホームドアの設置計画について、浅草駅(東京都台東区)のホームドアを6月24日から使用開始すると発表した。
発表によると、人の背丈より若干低い透過型ハーフハイトタイプのホームドアを、3月25日から順次設置。6月24日から使用する。これにより、東京メトロのホームドア設置駅は全179駅中86駅になる。
銀座線の他の駅では、2016年3月から上野駅の渋谷方面行きホームでホームドアの使用を開始している。田原町・稲荷町・上野(浅草方面行きホーム)・上野広小路・末広町・神田の各駅は、今年6月から11月にかけてホームドアの使用を開始する予定。12月には青山一丁目・外苑前各駅、2018年2月には赤坂見附駅で使用を開始する予定だ。
それ以外の駅は、2018年度上期の使用開始を予定。ただし、大規模改良工事が行われている新橋駅は、浅草方面行きホームが2018年度上期の使用開始予定だが、渋谷方面行きホームは2022年度の予定。渋谷駅は2022年度の予定だ。
東京メトロ全線のホームドア設置率は、6月24日時点で48%に。東京オリンピックが開催される2020年夏には74%まで引き上げられる。2022年度末には、全179駅中155駅(87%)がホームドア設置駅になる予定だ。