さらば、ぎゅうぎゅう電車…東京都が「快適通勤ムーブメント」展開

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東京都「快適通勤ムーブメント」
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東京都の小池百合子知事は「満員電車の混雑緩和は、社会の生産性向上のための重要な課題」と述べる。東京都は24日、快適通勤の実現に取り組むため、「快適通勤ムーブメント」を展開すると発表した。

今年の夏の一定期間、多くの人が快適な通勤を体験し、効果を実感してもらうことをめざす。ムーブメントを広く周知し、機運を醸成するために「快適通勤プロモーション協議会」をつくる。今後、ムーブメントへの参加を広く呼びかける。小池知事は会見で「みんなで同じ時間に電車に乗って、ぎゅうぎゅう苦しむよりは、みんなで工夫して快適に仕事しましょう」と述べた。

取組内容として都は、利用者側では時差出勤、フレックスタイム、テレワークなどの導入、輸送者側では時差出勤利用者へのポイント付与、混雑情報の可視化などの推進といったことを想定している。さらに小池知事は会見で、小田急線の複々線化や、西武鉄道の、ベビーバギーを押しながら入れる新型通勤車両を例にあげ、ハードの整備も訴えた。

「快適通勤プロモーション協議会」は東京都(知事)、国、民間企業、鉄道事業者などで構成され、第1回の会合をゴールデンウィーク前後に実施する予定だ。「(快適通勤のために)すでにいろいろ制度があるが、有効に活用されていない。実効性を上げていくことも協議会のテーマだ。ハードとともに、あらゆる施策の総動員になる」と小池知事。

また小池知事は、日本の企業や組織というのは“うちだけ”ではなかなか動かない、とも言う。「『せーの』でやらないとこの国は変わらない。そのための環境づくりは、関係者同士のコミュニケーションをよくして、結論を出すことだと思う」。快適通勤ムーブメントは、2020年のオリンピック・パラリンピック大会を見据えて、継続的に実施していく予定だ。
《高木啓》

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