ドイツの自動車部品大手、ボッシュは2月16日、IBMと産業用のIoT(モノのインターネット化)分野で提携すると発表した。
ボッシュはIoT Suiteサービスを、オープンスタンダードをベースにしたIBM「ブルーミックス」とIBM「ワトソン」IoTプラットフォームを通じて提供。これにより、顧客企業の持つ多数のIoTデバイスについて、効率的なアップデートを可能にする。
たとえば、自動車メーカーにとっては、数百万台規模の車両のソフトウェア更新を、整備工場を介すことなく、効率的かつ安全な方法で計画し、実行できるというメリットが生まれる。
ボッシュソフトウェアイノベーションズのRainer Kallenbach CEOは、「IoTがビジネスから生活まで、すべてを変えようとしている。エコシステム内で広く協業できる企業だけがこの変革を乗り越え、成功を手にすることができる」と述べている。